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ラダーシリーズ【Level 3】で英語多読|TOEIC 500点~

英語をたくさん読むこと (= 英語多読) は、たくさん英語に触れ、英語を英語で瞬時に理解する力を身に付ける勉強法です。

英語多読をすることで、英語を日本語に翻訳することなく英語のまま理解する「英語脳」が鍛えられます。

この記事では、IBCパブリッシング社が出版している『ラダーシリーズ』の Level 3 で英語多読をしてみようと検討している方に向けて、Level 3 の特徴、本の選び方について紹介します。

『ラダーシリーズ』について知りたい方は以下の記事もご覧ください。

ラダーシリーズ (Level 3) で多読をしてみよう!

『ラダーシリーズ』の Level 3 の特徴と本の選び方を説明します。

Level 3 の特徴

レベル使用語数TOEIC英検
Level 11,000語300-4004級
Level 21,300語400-5003級
Level 31,600語500-600準2級
Level 42,000語600-7002級
Level 5制限なし700-準1級

Level 3 は、TOEIC 500-600点、英検準2級くらいのレベルの方をターゲットに作られています。

しかし、Level 2 と比べると出てくる単語レベルはグッと上がります。

個人的には、Level 3 を読むには英検2級 (高校卒業程度) の英語レベルは必要だと思っています。

本の選び方

Level 3 の英語力はあるけど読み切れるか不安な人は、まずは内容を知っている物語を読んでみるのがおすすめです。

Level 3 の英語力 (TOEIC 500-600点、英検準2級) なら自信があると言う方は、内容を知らない作品を選んで読んでみるのがおすすめです。

ラダーシリーズ (Level 3) 3冊紹介

『ラダーシリーズ』はラインナップが豊富で、たくさんの物語に触れ、楽しみながら英語のレベルアップができるようになっています。

ラインナップはIBCパブリッシング社のホームページから確認できますので、好みの一冊を見つけて、ぜひトライをしてみてください!

Lily
Lily

おすすめの3冊をご紹介します!

Anne of Green Gables (赤毛のアン)

ページ数:約120ページ(巻末のワードリストは除く)

どんなストーリー?

グリーン・ゲイブルズに住む老兄妹マシューとマリラは、仕事を手伝ってもらうために孤児院から男の子をもらう手配をしていた。しかし手違いで、彼らの元に孤児院から赤毛の女の子アンがやってくる。老兄妹マシューとマリラは、アンを孤児院に送り返すことも考えるが、アンの想像力、明るさを気に入り、アンを引き取ることを決める。様々なトラブルはあるが、マシュー、マリラが見守る中、想像力豊かでおしゃべりだったアンはすくすくと成長し、聡明な女性へと成長していく。

『赤毛のアン』は、Level 3 の中ではレベルが高い一冊だと思います。

表現や単語の意味が分からなくても、止まって何度も読み返したり考えたりしすぎずに、思い切って読み進めることをおすすめします。

そうすると、さっきの文章はそう言う意味だったのか!と後から理解できることが多いです。

自然豊かな情景や登場人物の表情、動作まで細かく描かれていて、どんどん物語の世界にのめり込んでしまう素敵な作品です。

QUILL, The Life of a Guide Dog (盲導犬クイールの一生)

ページ数:約130ページ(巻末のワードリストは除く)

どんなストーリー?

盲導犬クイールの一生を描いた物語。クイールは、体の側面に鳥のような形をした黒い模様があることから、鳥の羽という意味のクイールと名付けられる。クイールは温厚な性格で、盲導犬になるための訓練を受ける。盲導犬として働き、役目を終えるまで、どんな人と出会い、どんな犬生を歩んだか描かれている。

『盲導犬クイールの一生』は、写真がたくさん掲載されていて、クイールがどんな犬生を送っていたのか身近に感じることができる作品です。

どのように盲導犬は生まれ、生涯を終えていくのか、この一冊を通してよく知ることができます。

別れのシーンが何度かあり、その度に切ない気持ちになりますが、クイールの聡明さ、従順さが目に浮かび、すぐそばにクイールがいるような感覚になります。

特に後半は、病気の名前など難しい単語が多く出てきますが、ぐいぐい引き込まれる物語のため、苦にはならず楽しんで読むことができます。

こちらの一冊はAmazon、楽天では中古品しか販売されていないようですので、ご興味持たれた方は、中古品を購入するか図書館で探してみてください。

Aladdin and Other Tales from the Arabian Nights (アラジン)

ページ数:約105ページ(巻末のワードリストは除く)

どんなストーリー?

ある国の王であるシャフリアールは、信頼していた妻に殺されそうになった経験から女性不信になる。しかし、国王は妻がいないと成り立たないので、シャフリアールは毎日新しい女性と結婚し、次の日にはその妻を殺すことに決める。シャフリアールはいつしか最悪の国王と言われるようになる。ある時、国王の妻殺しをやめさせようと、シェヘラザートという女性がある作戦を持って国王に嫁いでいく。結婚した夜、シェヘラザートは国王に物語を聞かせる。

以下3つの物語が収載されています。

『アリババと40人の盗賊』
ある日アリババは、盗賊の財宝の隠し場所を森の中で見つける。「開けゴマ」の合言葉で扉が開くことを知ったアリババは、お宝をカバンに詰めて家に持ち帰る。アリババはこのことを秘密にしておくつもりだったが、兄カシムに知られてしまう。カシムは盗賊の隠し場所に行くが、盗賊に見つかり殺されてしまう。帰ってこない兄を心配したアリババは、兄を探しに行き、彼が殺されたことを知る。アリババは兄の死体を持ち帰るが、盗賊は死体を持ち帰った人物も同様に彼らの秘密の場所に気付いていることを知る。盗賊はアリババを探し出し殺そうと計画するが…。

『アラジン』
魔法のランプを手に入れたアラジンのお話。貧乏だったアラジンは魔法のランプを使って、プリンセスと結婚したり、宝石を壁中に装飾したお城を建てたりと願いを叶えていく。ある日アラジンが出かけている間に魔法のランプをインチキなマジシャンに奪われてしまい…。

『船乗りシンドバッド』
裕福な商人シンドバッドがこれまでに経験した7回の危険に満ちた冒険物語。

『アラジン』は、Level 3 の中では比較的簡単な一冊です。

『アリババと40人の盗賊』、『アラジン』は特に読みやすいくおもしろい物語です。

次の記事で『ラダーシリーズ』で英語多読をしたい方におすすめのサブスクについて紹介しています。ご興味ある方はあわせてチェックしてみてください!

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